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便秘症 慢性肝炎 |
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便秘症 |
特に女性は1週間以上排便が無いと言うこともあるようです。基本は運動、食事内容の改善、排便習慣の是正でコントロールを試みることです。また安定剤、睡眠剤、抗うつ剤、胃薬、咳止め、利尿剤、降圧剤などの薬剤の副作用によるもの、糖尿病、甲状腺機能低下症等の病気によるものも否定しなければなりません。コントロールがうまくいかず、他の原因もない場合はやはり緩下剤を使用します。軽い場合は便を軟らかくする塩類下剤の酸化マグネシウム等を、頑固な場合はセンナ系の大腸刺激性下剤を使用します。しかし大腸刺激性下剤はしぶり腹(下痢の時の下腹部の痛み)を起こす人がありますので、人によっては使えません。他に大黄(ダイオウ)を中心とした漢方も効果的です。痔のある方、高血圧症の方、堅いコロコロ便の方の他、女性で便秘の他に、冷え症、肩こり、月経困難、月経不順などを合併している方(血のめぐりが悪いと考えます。)などにはよい漢方薬があります。便秘以外の症状にも効果が出るので、飲んでみる価値はあると思います。 |
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慢性肝炎 |
C型肝炎は非常に恐い病気です。と言うのも慢性肝炎→肝硬変症→肝癌という道が出来ているからです。症状無く進行し、しんどいから受診したら肝硬変、肝癌と言う事もあり得るのです。ただ逆に言えば、慢性肝炎で止めればほぼ肝癌にはならないのです。そのため健診等で早期発見早期治療が望まれます。治療に関してですが、慢性活動性C型肝炎とわかれば、病院にてその詳しい型を調べ、その型により最適な治療を選択する事ができます。現在は、インターフェロン注射と飲み薬の併用よりも、飲み薬のみの併用(2-3種)が主流となっています。治療効果も以前と比べものにならない程良くなっています。副作用も飲み薬だと少なくなり、C型肝炎はもはや完治する病気となりつつあります。さらに今までこれらの治療が使えなかった肝硬変症の方にも使えるようになりました。(ウイルス排除目的)他にウィルスの活動を抑え、肝臓を守るため、強力ミノファーゲンC(注射)、小柴胡湯とウルソ(飲み薬)の維持療法があります。 |
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