風邪や発熱、生活習慣病など一般的な内科診療に加え、
胃痛・胸やけ・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎、機能性ディスペプシアなどの消化器疾患まで幅広く対応しています。

急性胃腸炎

症状で判断いたしますが、インフルエンザなどでも同様の症状が出ることがありますので、発熱や上気道の症状が伴えば、併せてそちらの検査もいたします。
細菌性(いわゆる食あたり)やノロウイルスやお腹の風邪によるウイルス性がありますので、採血である程度判断いたします。
午前診なら夕方に、午後診なら翌朝に結果を出します。
電話でも結果をお伝え出来ます。

かぜ(感冒)急性上気道炎

風邪はほとんどがウィルス感染によるものです。従って細菌にしか効かない抗生剤は、基本的には効果がありません。しかし、風邪が長引いていたり、のどが非常に痛かったり、熱が高かったり、咳、痰が黄~緑色であったりすれば細菌感染の合併も考えられますので、抗生剤を追加します。風邪は一般に「安静」「保温」「栄養」で治すものですが、私たちの仕事は症状を抑え、楽に過ごして頂く事、さらに気管支炎、肺炎等に進展しないようにすることですので、症状に合った薬を配合し、服用してもらう事です。また当院は会社員の方が多く、残業、出張が多く、休みもなく、しんどくても休めない方がおられ、栄養補給のため、元気になってもらうため、注射を希望によりさせて頂いています。注射はほとんどの方に満足して頂いていますが、(楽になったと)治ったわけではないので、楽になっても飲みに行ったり、遊びに行ったりしないでください。なお、投薬の際にお聞きしますが、抗生剤や解熱剤、注射等で過去にしっしんが出たり、気分が悪くなったり、下痢をしたり、副作用のあったものがある場合はお教えください。 ただ現在は、インフルエンザ、コロナ感染の方は注射を控えさせていただいております(スタッフ感染予防のため)

胃潰瘍

胃潰瘍は40~50才代の男性に多く、喫煙、ストレス、薬剤、遺伝、ヘリコバクターピロリ菌等の原因で起こります。症状はみぞおちの痛み、吐き気、食欲不振、背中の痛み、黒色便等で、症状なくたまたま検診などで見つかる場合もあります。症状がある時は胃カメラで確定診断を要します。診断がつかないと、服薬期間も決められませんし、胃潰瘍と胃癌の合併もありますので、薬だけ飲んで痛みがなくなっても、胃癌は残って手遅れになる事もあります。原則としては胃カメラをお勧めしています

胃内視鏡検査(胃カメラ)

胃内視鏡検査は苦しい検査とお考えではないでしょうか。当院では希望により、鎮静剤を注射で投与し、少しでも楽に検査が出来る様努力しております。効果は人により異なりますが、よく効く人は全く寝てしまいます。あまり効かない人でも、体の力が抜け(これがこの検査で一番大事な点です。)ボーッとした状態での検査になり、かなり楽に行えます。又寝てしまっていても、後でモニターで撮った画像を見ながら説明を聞くことも出来ます。過去に胃カメラで苦い経験のある方で、胃カメラが必要と思われる方や、検診で要精査の方はどうぞお越し下さい。

ヘリコバクターピロリ菌

この菌は胃内に存在し、強酸である胃酸の中で自らアンモニアを産生し、中和して生存する強敵です。この菌が存在すると胃潰瘍や十二指腸潰瘍を繰り返し易くなります。ただ現在では抗生物質2種類と抗潰瘍剤の組み合わせにより、95%以上の確率で菌を殺す(除菌)事が出来ます。正確に言いますと 最初に行う一次除菌で80-90%の方が除菌に成功します。一次除菌で成功しなかった方には、抗生物質を変更した二次除菌があります。これにより残りの70-80%の方が除菌できます。当院ではこの菌の検査および除菌を積極的に行っております。保険診療における除菌及び検査の対象者は、胃カメラにて胃・十二指腸潰瘍または慢性胃炎の診断を受けられた方もしくは、胃透視(胃バリウム)検査にて胃・十二指腸潰瘍の診断を受けられた方に限られています。したがって、その診断とピロリ菌の存在を確認してからの除菌となります。除菌療法の期間は1週間です。除菌が成功すれば潰瘍の再発率は1/5~1/8程度に下がり、医者(胃薬)いらずとなる事も夢ではありません。

十二指腸潰瘍

基本的な事は胃潰瘍の項を参考にして下さい。胃潰瘍との違いは、①ストレスによるものがより多い事。②みぞおちの痛みが空腹時に多く、食事により一時的に改善する事。③ヘリコバクターピロリ菌除菌により、治ゆする確率がより高い事。
④抗潰瘍剤を服用した場合、治ゆが早い事。⑤十二指腸の壁は薄く、穴が開いて腹膜炎になりやすい事。
⑥痛みが体の中心よりやや右よりなため、胆石症と間違われやすい事。⑦胃から十二指腸へ抜ける穴は狭いので、繰り返し潰瘍を作ると変形し、さらに狭くなり、場合により通過障害が起こり手術が必要となる事がある。⑧十二指腸癌は非常にまれである事。などです。治療薬はほぼ同じですが、プロトンポンプ阻害剤という特効薬の使用可能期間は、胃潰瘍が8週に対し、十二指腸潰瘍は6週と短くなっています、これは④が裏付けにあるようです。