胃液が食道に逆流して食道を荒らし、胸やけ、げっぷ、みぞおちや胸の痛み、すっぱい液体が上がってくる感じ、時には咳などの症状を起こす病気です。
食道と胃の継ぎ目には逆流防止機能がありますが、食道裂孔ヘルニア等の病気や、加齢 肥満 妊娠 胃腸の動きの悪さなどが原因となります。
特効薬(胃酸分泌を抑える薬や消化管運動機能改善薬)がありますので、症状を抑えることは比較的容易です。しかし、根本的に完治はしにくく、日常生活での注意を守ることが重要です。
注意点
①食事内容: 暴飲暴食、脂肪食、甘いものを控える。胃酸分泌を促進する柑きつ類やコーヒー、紅茶はとくに空腹時には摂らない。刺激物やチョコレート、アルコール、タバコは逆流防止機能を低下させるので控える。
②日常生活動作: 前かがみの姿勢、排便時のいきみ、重い物を持つ、ベルトやガードル、帯で強く締めるなどの腹圧を上昇させる姿勢、行動は胃液の逆流を招くため避ける。
③その他: 寝る前の食事は避け、夕食は量を少な目にする。食後はすぐ横にならない。胃液の逆流を防ぐため、胸の中ほどから上を持ち上げる様にして寝る。(図)左側を下にして寝る。