特に女性は1週間以上排便が無いと言うこともあるようです。基本は運動、食事内容の改善、排便習慣の是正でコントロールを試みることです。また安定剤、睡眠剤、抗うつ剤、胃薬、咳止め、利尿剤、降圧剤などの薬剤の副作用によるもの、糖尿病、甲状腺機能低下症等の病気によるものも否定しなければなりません。コントロールがうまくいかず、他の原因もない場合はやはり緩下剤を使用します。軽い場合は便を軟らかくする塩類下剤の酸化マグネシウム等を、頑固な場合はセンナ系の大腸刺激性下剤を使用します。しかし大腸刺激性下剤はしぶり腹(下痢の時の下腹部の痛み)を起こす人がありますので、人によっては使えません。(現在は新しいタイプの下剤も発売されています。)他に大黄(ダイオウ)を中心とした漢方も効果的です。痔のある方、高血圧症の方、堅いコロコロ便の方の他、女性で便秘の他に、冷え症、肩こり、月経困難、月経不順などを合併している方(血のめぐりが悪いと考えます。)などにはよい漢方薬があります。便秘以外の症状にも効果が出るので、飲んでみる価値はあると思います。
内科・消化器科